2016年6月1日水曜日

このままだとおブスに・・・女性の大敵むくみ

朝起きたら、なんだか顔がパンパン・・・
一日中デスクワークや立ち仕事をしていると、足がだるくて重い・・・・

こんな経験ありますよね。これこそが女性の大敵『むくみ』です。
むくみは、血流やリンパの流れが悪くなり、細胞にたまった余分な水分が排泄されにくくなることによって起こります。

リンパの流れが悪くなると、余分な脂肪や老廃物が流れにくくなり、太りやすくなってしまいます。さらには顔のたるみや、にっくきセルライトの原因になることも・・・


そんなことは「絶対に避けたい!!」ですよね。








むくみ対策の最初のキーワード、それは『たんぱく質』です。

たんぱく質が不足すると、血液中のたんぱく質濃度も低くなります。そうすると、たんぱく質濃度をあげるために血管の外へと水分が追い出されます。これがむくみにつながってしまいます。
たんぱく質をしっかりととることで、血中たんぱく質の濃度が安定し、むくみを防ぐことができます。

塩分のとりすぎもむくみにつながりますので、注意しましょう。
塩分をとりすぎた時のむくみにおすすめなのが『カリウム』です。

カリウムには、体内で増えすぎた塩分を水分と一緒に尿として排泄してくれる働きがあります。カリウムは、ほうれん草・キャベツ・アボカドなどの野菜類、バナナ・桃などの果物類、大豆・小豆などの豆類に多く含まれています。

月経時のむくみにおすすめなのが、ホルモンのバランスを整えてくれる『ビタミンB6』です。多く含む食品は鶏肉、大豆、にんにく、まぐろなどです。月経時には特に積極的にとりたいものですね。



今回ご紹介するレシピは、むくみ対策にぴったりの大豆製品である豆腐とほうれん草を使った甘くないヘルシー白和えです。










【甘くない?!ほうれん草の白和え】

〈材料:2人分〉
木綿豆腐    1/2丁
人参      1/4本
ほうれん草    2束
醤油      小さじ2
かつお節    適宜

〈作り方〉
1 木綿豆腐はペーパータオルに包み、500Wの電子レンジに3分かけて水切りをし、冷ましておく。

2 鍋にお湯を沸かし、短冊に切った人参をゆで、取り出しておく。
その後、人参をゆでたお湯でほうれん草をゆで、流水にさらして水気を絞り、食べやすい大きさに切っておく。

3 ②を醤油で和え、崩した①と混ぜ合わせて器に盛り、かつお節をのせて出来上がり!

簡単に作れて低カロリーなのがうれしいレシピです。
ちょっとむくみが気になるときに作ってみてくださいね。

西田 悠


管理栄養士&フードコーディネーター。学生時代から「絶対に食に関わる仕事以外はしない!」と心に決めるほど食の世界を愛している。食べることはもちろん、料理を作ったり、調理方法を科学的に追及したり、食に対する興味はとまりません。

現在、社員食堂で勤務するかたわら、過去の料理教室アシスタント、食品メーカー、病院勤務の経験を生かし、コラム記事執筆を行っている。

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