2016年6月22日水曜日

自律神経のバランスを整える方法

ふだんなんでもないときに突然動悸が激しくなったり、呼吸がしにくくなった経験はありませんか?
これは交感神経の過度な緊張で起こる症状です。

自律神経には心身を活動モードにする交感神経と、リラックスモードにする副交感神経がありますが、自律神経が乱れると体や心の不調を招きます。
季節の変わり目に肩こりや頭痛、不眠などの症状が現れるのは、自律神経が乱れているからです。


■こんな症状はありませんか?

自律神経のバランスが崩れると、肩こりや頭痛、不眠や便秘といった体調の悪さだけでなく、次のような症状に突然襲われることもあります。

<パニック障害>突然激しい動悸や呼吸困難に襲われる。

<過呼吸症候群>呼吸が早くなり息苦しくなる。

<起立性低血圧>急に立ち上がった時に立ちくらみや目まいがおきる。

<慢性じんましん>全身または局所に、くり返しじんましんがでる。

<乗り物恐怖症>電車や飛行機などに乗れない。


■日常生活の中で自律神経のバランスを整える方法

大切なのは緊張とリラックスの切りかえです。
自律神経が正しく働く体にするためには、過労状態を続かせないことです。

夜の入浴は、ぬるめのお湯にゆっくりつかると副交感神経がリラックスできます。

また、寝る前の適度な飲酒は、良質な睡眠へと導き体や心の疲れを取り去ってくれますが飲み過ぎは翌日の不調の原因になります。
多量の飲酒は、寝ている間に血液を酸性にし、翌朝に肩がこったり頭痛がするなど不快症状が出てしまいます。


■基礎体力をつけて自律神経のバランスを整える方法


基礎体力をつけるのに一番手軽におこなえるのがウォーキングですが、1回30分を1週間に3回目標に継続してみましょう。それが無理なら、室内でもできるエア縄とびやエアボクササイズなどでも効果があります。




どちらも縄とびやボクシングのまねをするだけですが、エアボクササイズは我流でやみくもにパンチをくり返しても、ケガや故障の原因になってしまうことがあります。
DVDや本などで動きをマスターしてからおこなうようにしましょう。




日々の生活で心身共に余裕がない状態だと気づいたら、せめて食後の30分くらいはゆっくりするとか、寝る時間を30分早めるなど生活習慣を見直しましょう。

活動と休息のサイクルを意識的に繰り返すことで、自然に交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいき、自律神経のバランスが整ってきます。

生活にリズムをつけて、緊張状態を継続させないようにしましょう。

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