2016年6月13日月曜日

守れ美肌!食べる日焼け止め食材

日差しが強くなってくるこの季節、日焼け止めを塗っていても、うっかり日焼けをしてしまった人もいるのではないでしょうか。

シミやシワができる原因の80%は紫外線による光老化によるものだと言われています。紫外線を浴びると、肌がどんどん酸化してサビついていきます。これがシミ・シワの素になってしまうのです。



体に塗る日焼け止めも、もちろんいいのですが、おススメは『食べる日焼け止め食材』!!

食べる日焼け止め食材で、体の中から美肌をキープしちゃいましょう。キーワードは『抗酸化作用』と『お肌の代謝アップ』ですよ。

酸化してサビついたお肌には『抗酸化作用』のある食材をとることが必要になってきます。そこで積極的にとりたい栄養素が『ビタミンC』と『ビタミンE』。抗酸化作用の高いこの2つの栄養素を一緒にとることで、より高い効果が期待できるのです。

ビタミンCはオレンジ・レモン・イチゴなどの果物や、ブロッコリー・カリフラワー・アボカド・パプリカなどの野菜に多く含まれています。

それに対してビタミンEは、大豆、玄米、ナッツ類、ほうれん草に多く含まれています。

ポイントは、ビタミンCとEを一緒にとること。抗酸化作用の効果が高い2つの栄養素を一緒にとることで、より高い効果が期待できるのです。

お肌の代謝アップにおすすめの栄養素は『ビタミンB2』です。ビタミンB2は、肌の新陳代謝を活発にし、健康に保つには必須のビタミンです。

レバーや卵、うなぎやさんま、納豆、ほうれん草やアボカドに多く含まれていますので、意識してとるようにしたいですね。

今回は美肌効果を期待できる、アボカドがメインの簡単サラダをご紹介します。

【アボカドのハニーレモン美肌サラダ】

〈材料:2人分〉
アボカド      1個
赤パプリカ     1/2個
はちみつ      小さじ2

A】 
レモン汁      大さじ1
オリーブオイル    大さじ1
塩・コショウ     少々
お好みのナッツ   適量



 〈作り方〉
1 アボカドは種をとって皮をむき、一口大に切る。
2 パプリカはヘタと種をとって、一口大に切る。
3 ①、②を混ぜ合わせた【A】で和えて、器に盛り付ける。
4 お好みのナッツをローストして粗く砕き、③にトッピングしてできあがり。

レモンを使ったドレッシングを使うことで、美肌効果はもちろんのこと、酸化してアボカドが黒くなるのを防ぐこともできますよ。

アボカドは、『食べる美容液』とも言われており栄養価の高い野菜です。ぜひ作ってみてくださいね。

西田悠


管理栄養士&フードコーディネーター。学生時代から「絶対に食に関わる仕事以外はしない!」と心に決めるほど食の世界を愛している。食べることはもちろん、料理を作ったり、調理方法を科学的に追及したり、食に対する興味はとまりません。

現在、社員食堂で勤務するかたわら、過去の料理教室アシスタント、食品メーカー、病院勤務の経験を生かし、コラム記事執筆を行っている。

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