2016年4月19日火曜日

キレイとゲンキの秘密は春野菜にあり

旬の野菜を毎日、両方の手のひらにのる程度(350g)を食べると、美容と健康に良いと言われています。
野菜の色は緑、白、オレンジ、赤、黄色、紫、茶色などがあります。
  

春から夏にかけての色とりどりの野菜をまんべんなく食べて、キレイとゲンキを手に入れましょう。

☆緑と白の野菜効果は?

春に代表される野菜はアスパラガス、三つ葉、春キャベツ、さやえんどう、新玉ねぎなどがあります。
緑の野菜には解毒作用のあるものが多く、腸の調子を整えて肌荒れを改善してくれます。
緑色の成分クロロフィル(葉緑素)は抗酸化作用や抗炎症作用、コレステロールを減少させる働きなどがあります。
淡色野菜は緑黄色野菜に比べて栄養価が低いと思われがちですが、免疫力を高め動脈硬化やがんのリスクを低下させる成分が多く含まれます。
特にキャベツはビタミンCや食物繊維、抗酸化作用のあるフラボノイドなどを含み、体の余分な熱を取り除き、胃の働きを良くして胃もたれや胃痛、腹部の膨満感、げっぷなどを改善します。
・食べすぎた時や体調の悪い時には、一食をキャベツとリンゴをざっくりと切ったものに水を加えてミキサーにかけたジュースを飲むと、体調がよくなります。


新玉ねぎには血や気のめぐりを良くし、体を温める作用があります。
玉ねぎを1日に半個食べると血中のコレステロールや中性脂肪が下がり、生活習慣病予防に効果があります。



☆黄色と赤の野菜効果は?

にんじんは年中出回っていますが、旬は春です。
にんじんには眼精疲労やドライアイ、視力の低下などに効果がありますが、免疫力を高め、貧血を防ぎ、美肌効果もあります。
・にんじんは油と一緒にと吸収につが良くなるのでキンピラにしてすりごまをたっぷりかけて食べましょう。
ミニトマトの旬はもう少し後になりますが、おやつ代わりに食べるとリコピン効果でシミやシワ予防になります。



☆紫と茶色の野菜効果は?

春の紫といえば新玉ねぎの仲間紫玉ねぎですが、夏が旬のナスと同じアントシアニンが含まれています。
アントシアニンには眼精疲労を取り除く作用があり、コレステロールを下げ、動脈硬化を防ぐ働きもあります。
茶色の春野菜は新ごぼうです。
ごぼうは腸を浄化する作用が強く便秘に効きます。
また、体の中の余分な熱を取り除き、吹き出物の改善にも効果があります。



 春は気温の差が激しく、お腹が冷えがちなので腸を温める食材を取ることも大事です。
お腹を温めて腸の動きを活発にする食材は、新玉ねぎ、にんじん、ニラ、新しょうがなどですが、どれも春の野菜です。
日本食の代表としての発酵食品と春野菜を一緒にとると、腸内環境をよくする有用菌の活動が活発になります。
春野菜をたっぷり入れたみそ汁や、新ショウガの酢漬け、キャベツのぬか漬け、オニオンサラダのかつお節かけなどを食べると美容と健康効果が得られます。

旬の野菜と日本古来の発酵食品の納豆、醤油、味噌、酢、かつお節、ヌカなどを使った料理を食べてキレイとゲンキを手に入れましょう。

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